就職先にはやりたいことより、やりたくないことを認めてくれるかどうかを。
スーパー連休ことGWをまっとう中でございます。
しょーりです。
就職活動真っ只中の後輩もチラチラいるので少しでも為になればなと思い、就職してから一ヶ月の気付きお伝えしようと思います。
僕はやりたいことをやらせて貰える(俗に言うボトムアップ)文化に惹かれて今の会社へ入社しました。
そういうポジティブな動機は必要であると同時に、ネガティブな動機も持ち得た方がいいかなと思います。
一般的に
「~したい」
というポジティブな動機に関しては、企業も寛大に受け入れがちです。
その人のモチベーションや能力が最大化されるのであれば、生産性も最大化へ近近付くからです。
逆に
「~したくない」
というネガティブな動機に関しては、雇われているという立場において、遂行の強制力が働きます。
「~したい」は未来の話ですが、「~したくない」は目の前の話として捉えることができます。
そして大体の「~したい」は今やってることの延長戦にあることが多いので、やろうと思えば工夫することでやれます、ぶっちゃけ。
ですが「~したくない」はもうどうしようもありません。
やれと言われればやらざるをえません。
やりたくないことならやれなくはないですが、出来ないことは出来ないものです。
歌詞とかで「出来る出来ないじゃなくて、やるかどうか」的な歌詞は多いですが、そんなマッチョな思考は入らないわけでして。
足を骨折してる人にダッシュをしろと言っても、たぶんめちゃくちゃ頑張れば走れなくはないけど、絶望的に悪化するわけで。
人によっちゃあそのレベル感のことはあるわけです。
詳細は書けませんが、入社早々僕にもそういう類の問題が直面したわけです。
ただ恵まれていました。
この問題によって一般的には考えられないレベルで病みましたが、無事に持ち直しております。
そういうわけで、やりたくないことを認めてくれる会社って超尊いというお話でした。
それではまた次回。
葉っぱを食べたいんや
気付けば葉桜になり始めていますね。
しょーりです。
何となくパスタを作っていて、茹でてる途中に野菜がないことに気付きました。
彩りもなく膨れ上がったパスタに、胸焼けをしつつも、買い出しに行かねばなぁという気持ちです。
と言いつつも、ルッコラとかバジルとかなら、家でできるのでは?と思い、育てようと思い立つわけです。
そしてこいつです。
世の中便利なものです。
ちなみに中身はこんな感じです。
この箱、使い終えたら燃やせるのは勿論のこと、埋めたら自然に分解されるようです。
エコみが深い。
これよく見ると。。
VRゴーグルっぽくないですか?
将来的に機械でさえも、自然に帰する世界がくるのではないでしょうか。
知らんけど。
これらが内包されてる種子だそうで。
どれがどれだか分からぬ。
ということで、乱雑に蒔いておきました。
圧倒的な当事者意識と同時に芽生えてくれように魔法のタンブラーを用いて散水しました。
二週間後には食べれるサイズになるようです。
さて、芽吹くのでしょうか。
植物を生活に取り入れて、心おだやかに生きたい。
新入社員になる前日の人間が、活動的な学生に伝えたいことをまとめた。
入学式や入社式、4月といえばまさに節目の季節ですね。
どうも、しょーりです。
学生生活を基本的に課外活動とかいう、なんちゃって社会人ごっこで過ごして、短くも長い大学生活を終わらせた僕ですが、ついに正式な社会人になれる模様です。
改めて自分のしてきたことを振り返ったのですが、まぁ社会人ごっこなこと、と思ったので、それを活動的に頑張ってる学生に届けられたらいいなと思い、文字を打っているわけであります。
入 社 式 の 前 日 に。
後日また詳細は書こうと思うのですが、やってきたことをさらっと時系列で洗い出して一言添えつつ、意味があったのかを振り返ります。(有or無)
高校3年生「社会の片鱗を見る」
・社団法人の運営する起業家育成のイベントなどに顔を出す(有)
→高校生が見る機会のない空間でめちゃくちゃ新鮮だった
・学生団体が運営するイベントなどに顔を出す(有)
→大学生の人たちってこんなに楽しいんだと思った
・学校で論文を書くときに初めてしっかりとビジネスプランを考える(有)
→サービスの母数が引くぐらい小さくて笑う
知的好奇心の赴くままに色んな所に顔を出すようになります。ちなみに初めて駅員さんに道を聞くことが出来るようになったのがこの頃です。そうです、重度の対人恐怖症でした。
大学1年生「バリ意識高くなる」
・取材団体に入る(無)
→高3時に行ったイベントで仲良くなった人に誘われて立ち上げ時に入る
・ビジネスプランコンテストの運営になる(無)
→大学生活1ヶ月目に想像と違いすぎて自分の居場所を求めて入る
・横の繋がりを結ぶためのコミュニティを作る(有)
→1年生で活動的な学生の母数が少なかったので居場所を作りたかった
・ビジネスプランコンテストの運営をやめる(有)
→コミュニティの活動に専念しようとする
・コミュニティの人間でイベント開催をしようとする(無)
→9割の人間に後ろ指を指されて解散
・取材団体の代表になる(無)
・大阪府と共同で就職支援サービスの開発に携わる(有)
→自分の企画者の無能っぷりを実感するも課題などに気付く
・起業家イベントで出会った人たちと起業準備を始める(有)
→受託やリクルーティングイベントを開催する
自分で言うのも何ですが1年生の時は、意識高すぎて気持ち悪いですね。何が気持ち悪いって意味のないことをしすぎ。関西のまだ1年生という活動的な学生がいない中では、だいぶ有名な学生だったと思います。(よくない意味で)
既に胸焼けしそうですが、次に行きましょう。
大学2年生「人嫌いになる」
・起業する(無)
→所謂よくある学生の下請け会社みたいなのを始めました
・某エナジードリンクのアンバサダーになる(無)
→関西の進出に踏み込めていなかったので手伝っていた
・学生のセレクションブランドを作ろうとする(無)
→多くのブランド企業の人たちと喋るも学生に高く売りつけることしか考えていない
・食料品の商品開発をする(無)
→プランを出すも機材がない
・ファンションショーの手伝い(無)
→安い労力として利用されたなって思う
・中小企業の運営するビジネスプランコンテストに優勝する(無)
→理念だ何だって話と全株よこせ的なサムシングスで揉める
・住み込みでインターンする(無)
→精神的に殺されかける
多分一番尖っていた頃で、ITベンチャーにサマーインターンをするのが一般化し始めていたけど、あいつら行くなら逆に行きたくなかったとかいうよく分からない時期。ゴミっぽいレベルでも企画の精度が出てきたり、結果出してたり自己肯定感の塊だった。誰かに足を引っ張られるなら、一人でいいと思い始める。
大学3年生「人嫌いになる」
・企業とコラボしてメディアを作る(無)
→サイトの制作以外は自分のアイディアで作り記事も作成する
・一人でメディアを作る(有)
→自分の興味関心のあった日本の伝統芸能とポップカルチャーに関するメディアを作る
・イベントコンペに出場する(無)
→なんかゴタゴタして終わる
・冷静になってIT,ベンチャーのサマーインターンに応募する(有)
→1企業を除き面接全落ち
・ハッカソンに出る(有)
→制作スキルがない自分の無能さを実感する
・クリエイター系のメディアを作る(有)
→めっちゃ楽しかった
・エンジニアとサービスを作り始める(有)
→釣りに関するwebサービスを作り始める
・バイラルメディアの運用(有)
→制作から数値管理まで行う
・VCに会う(有)
→相手にされない
・シリコンバレーに行く(有)
→自分の遥か上の人間と喋りちっぽけさとITの可能性を感じる
客観的に自分を見つめ直すことが多かった時期でした。資金面の問題とか精神面の問題とか、色々な障壁が延々とあったなと思う。
大学4年生
・起業する(有)
→自分の会社を立ち上げる
・政策金融に資金を調達しに行く
→余裕で無理でした
今までしてきたことってどこまでも微力だったなと思いました。例えばどこかにインターン行くのはそれなりに環境が整っているわけで、本当の意味で0からやることの難しさとしんどさを知りました。
と、ざっくり書くとこんな感じです。(詳細書きたくねぇ。。)
色々やってきた中で思うのは、やってきたことのほとんどは無駄だったなということです。
何かこう、本とかお偉いさんの言葉とかに「無駄なことはない!思考方法から変えよう!」みたいなモノがありますけど、僕は基本的には無駄なことをわざわざポジティブに捉える必要がないと思っています。
考えようによっちゃあネガティブな事象からでも学びを得ることができますが、じゃあそれに費やしたコストはどうなんだってところが重要です。
具体的には費やした時間や資金、メンバーと喧嘩別れしたかとか、様々な要因があります。
それらを踏まえた上で、リターンを得ることができているのかを考えたいものです。
特に学生生活は色々できることができるので、「それが本当にしたいことなのか」は特に意識した方がいいと思います。
僕に関して言うと、元から起業をしたかったはずなのに、気付けば関係無い活動ばっかりしてしまっていたので、後悔が凄いです。
もしも一年生に戻るなら、確実にIT系の会社でインターンします。それで実務能力(特に企画とプログラミング)をつけて、社会の流れを知った後に自ら会社を起こすと思います。
ここも気を付けて欲しいのですが、仕方ないですが活動的な学生で能力がある人は稀で、基本的に情熱で動いています。
そこに対して応援してくれる人もいますが、それを悪用しようという人も沢山いることを知っていて欲しいです。
中途半端によく分からない社会人と関わってしまうと、ずるずると関係性を続けてしまいます。
そのことによるデメリットとして、他の人と比較することができなくなり、自身の求める成長の方向性が狂う上に浅くなりがちです。
その人自身が本当に尊敬できる人なのかを考えてください。
学生の自分と相対的に凄い人なのかではなく、その分野でどうなのかという部分に注目してください。
学生で社会を知らないと、社会人に対して凄い人バイアスがかかってしまいます。
それ、本間にやめましょうね。
誰も教えてくれなかった暗黙の社会のルールなのですが、明日から社会人になる僕が伝えたいのは極論言うとただ一つ。
「大体の社会人は大したことない」ということです。
この記事を読んでいる学生には伝えたい。
今、君は情熱的に何かしらの活動をしていると思いますが、その社会人は同い年の時には何をしていたのだろうか、何てことを考えたことはあるだろうか。
同じような経験をその人がしていたことがあれば、その苦労を知っているからこそ、適切なアドバイスや批判をしてくれるはずです。
僕も様々な先輩方に助けてもらったことがありますが、なぜしてくれたのかを聞いたことがあります。
答えは簡単でした。
「私もされてきたから」
このような流れというのは世代ごとに受け継がれています。なので僕もしています。理由は簡単です。
「僕もされてきたから」
ですが、このような流れを知らない人が大多数です。
君の活動に対して、理解をすることが出来ずにマウンティングし、攻撃をする人も少なくないです。
本当にその人と関わる必要があるのかを吟味し、必要がないのであれば離れましょう。
そして流れのある界隈を探しましょう。
聖書に面白い言葉があって紹介したいのですが、
いばらの中に落ちた種は咲かない
というものがあります。
いくら君が素晴らしく社会を変えるような人材であっても、それが然るべき評価を得られない場所であれば、日の目を見ずに終わってしまいます。
しょうもない人間に足を引っ張れられないように、注意をしてください。
仲間集めも同様に注意をしてください。
君が優秀であればあるほど、何かをしたいと何もできない人間は集まってきます。
そして彼らは同じように言います。
「君がダメだから僕は何もできない」
すぐに人のせいにして、内部を荒らして、傷をつけて去っていきます。
自分のしたいことにその人が必要なのか、できる人間なのか、ちゃんと考えましょう。
書いてる間に前日から当日になってしまいました。
遅刻をしないようにそろそろおちようと思います。
では、また近々。