学生から新社会人UXデザイナーへの変化と早くも年末ですね

年末ですね、今やたら汗かいてます。

しょーりです。

新卒で入社した会社も、早くも仕事納めで冬休みになりました。(冬休みという表現であってるのかはさておき)

環境がめまぐるしく変わるなんて表現を扱うには大袈裟すぎますが、それなりに変化があったなぁなんて思うわけです。

そうそう、前にアンケートをとった結果をやっとこさ書こう、そんな気分です。

自分で書いときながらざっくりしとんなという「今の会社について」ですが、フォロワー的に同時期に社会人になった人やスタートアップ界隈、来年から社会人になる後輩が多いのかなぁと思います。

なので項目的にも以下の感じで書いていきます。

1.What:どんな会社で何をしているの?

2.How:どのようにしているの?

3.社会人になって変化

他にも知りたいことがあったらいつでも連絡くださいませ。

では早速いきましょう。

 1.What:どんな会社で何をしているの?

これ、社名出すのあんまりよくない気がせんでもないので濁らせますが、◯◯されたら××というキャッチコピーで有名な某サービスの会社で、UXデザイナーとして働いております。

この穴埋め面白いですね。

右ほほを打たれたら左ほほも出しなさい(聖書かよ)

やられたらやり返せ、倍返しだ(リーガルハイかよ)

果てしなく話がそれましたね。

はい、UXデザイナーやってます。

何ですかそれ?って感じですよね。

一般的な解釈で説明すると、UX(User Experience)に集約するのですが、UX自体は顧客体験を指す用語です。

その場面によって顧客の体験をスムーズにしたり、感情を芽生えさせたり、とまぁ広義で抽象的な捉え方ができます。

ちなみに僕は「取りたかった行動を自然に取れている状態にする」という解釈をしています。

まだ、ここにない出会いを。ですね。

おっと。

部署や担当プロダクトにもよりますが、僕の配属されている部署は他部署よりも、優しい環境だなぁと思うことが多々あります。

色んな意味で優しく、体育会系ノリで詰められることもなく、心理的安全をとても感じます。

求めると色々やらしてもらうこともできますし、求めなくても勝手にやることもできます。

ただし、自分の担当はしっかりこなしている前提です。

割と飛び級とかあるんでしょ?ってイメージの弊社ですが、それは目の前のことをちゃんとやっているからだなぁと先輩方の動きを見て思います。

目の前のことをちゃんとやる→信頼してもらえる→次に大きな案件を任せてもらえる

この繰り返しです。

まぁ、社外の人に聞くとあまりない環境らしいので、若手の裁量権はほんまにあるんだなぁとこの辺で実感します。(このサイズ感の会社にしてはという前提)

 2.How:どのようにしているの?

案件を担当するという場面において大きく「これやってね」と「これやりたい」が混在しており、配属当時(入社当初)は前者がほぼですが、下期に入った今では後者の割合もだいぶ増えてきました。

強い組織は株分けが早いなと思っていて、任せられる業務なら他者に任せて、各自を持ち案件に専念させている気がします。

やることを絞ることで各自の生産性の量と質を向上させて、結果的に組織としての生産性を最大化できています。

これは部分最適からの全体最適ですが、マネジメントコストが下がる分、密な連携が取れていないといけないなぁと思う今日この頃です。

案件に着手するという場面では、定量的にデータや定性的に人とも向き合っています。UXデザイナーには横断的に様々なスキルが必要です。

各自の選り好みがあるので社内にも「カスタマーインタビュー」「ビッグデータ」「カスタマージャーニーマップ」など様々なhowを用いる人がいます。

手法によって案件の登り方が異なるので、他人の案件を見るだけでも勉強になる職場です。

僕のやり方は、ざっと実際に触ってみて、なんか使いにくいな、と定性的に感じた部分をなぜ使いにくいかをメモしつつ洗い出します。

その後、特に大きな課題はどこで、本質的に何が悪いのか、ターゲットは誰なのか深掘っていきます。

そしてその画面の中での理想のユーザー体験(提供価値)とは何かを打ち出し、それに対応する具体的な解決策(how)を洗い出します。

ここは実はリーンキャンバスの思想を取り入れているのですが、個人的にはしっくりきているのでオススメです。

はじめにちゃんと見立てないと無駄なデータにまみれてしまったりと、時間を大きく食ってしまうのでここはしっかり決め切りたいところです。

そして見立てた上で、インタビューだったり、データと向き合ったりと、固めていきます。

そしてワイヤーフレームを作成して、絵に落とします。

ここでの絵はクオリティが高ければ高いほど良い、と僕は思っているので時間かけすぎない程度に割とちゃんと作っています。(勿論、後で要件をしっかり書き出してデザイナーに渡すのであれば全く問題ない)

ちなみに作ったワイヤーフレームは自分のスマホで確認するので、この段階で違和感の種類を減らしておきたいからクオリティを高めています。

違和感が「デザインが汚いからなのか」と「思想を満たせていないからなのか」は大きく意味が異なるからです。

とまぁざっくり話すとこんな感じになります。

3.社会人になって変化

まぁお金っすよね。

ただ座っているだけ(んなことするわけないが)でも当たり前に給料が支払われている環境ってやはり雇われる身の楽さにドン引いてしまいます。

ボーナスによって突然増える口座は麻薬的でいけないなぁと本気で思いました。

使うは使ったんですけどね。

これはいけない。

学生時代で極貧だった頃は喉が多少渇いただけでは口にすらしなかった水分を、今では当たり前にカフェなりなんなりで潤しにかかってしまっています。

我慢していた服だったり物への消費も多くなりました。

身分相応の消費は必要だと思いつつも、抑えようとブログを書きながら思う次第です。

あ、後輩はいつでもご飯をたかりに来てください。おごります。

冗談はこれぐらいにして、社会人になっての変化で個人的に一番大きいのは「無駄なことがかなりなくなった」という部分ですね。

学生時代はどこに注力するといいのかが分からないが故に、多方面に手を伸ばしがちです。

注力したとしてそこから何に優先順位をつけて実行したらいいのかも甘く、無駄な行動がやたら多いです。

結果、時間だけがただただ過ぎて、精神をすり減らして、嫌いな人も増えて。。

はい。

いやまぁ雇用されると「その会社にとって有益なこと」をするとよい、実にシンプルなことだけを考えるといいんですね。

何事も「集中と選択」が大事でして、やることがを絞れば絞るほどにスキルアップも早いです。

現に入社当初と比較すると、案件の対応スピードもだいぶ上がったんじゃないかなと思います。

そして抜け漏れていた観点を網羅できるようになったり、取り入れなきゃいけない思想に気付けたりと、振り返ると能力値の向上を感じます。

昔は失敗したことも今だったらこうするなぁ(ってかそもそもする必要ないな)と思えているので成長しているんじゃないでしょうか。

「集中と選択」は大事。

来年からはブログの更新頻度をもう少し上げよう。